妊活の超超超超超基本 妊娠しやすいタイミングについて
今回は妊活をするうえで超重要な妊娠しやすいタイミングについて書きます。
妊娠について調べたことがある方なら、よくご存じの基本的な内容だとは思いますが、これを知らないと妊活が非常に非効率になりますので、知らなかったという方はぜひ頭に入れてください。
結論から言うと妊娠しやすいタイミングは「排卵日の3日前~1日前」です。
これはなぜでしょうか?理由を見ていきましょう。
まず、排卵日とは卵巣から受精可能な状態で卵子が飛び出す日です。
そして卵子が受精可能な時間は非常に短く、排卵から24時間以内とされています。
ではなぜ妊娠しやすいのは排卵当日の24時間ではなく、排卵日の3日前~1日前なのでしょうか?
それは卵子と精子では生存できる時間が異なるからです。卵子が受精できるのが24時間以内なのに対して、精子は72時間(実に約3日!)生き残ることが出来ます。
排卵日の数日前に性交渉を行うと射精された精子が排卵日当日まで生き残り、受精につながるという仕組みです。卵子の寿命は短いので、排卵日の予想を外してしまった場合を考えると、排卵日当日よりも1,2日前に性交渉を行って排卵を待つ方がより効率的です。
精子と卵子の活動時間を意識して効率的に妊活をしていきましょう。
また精子提供を受ける際は、提供者に提供タイミングをそれとなく確認するようにしてください。今回の記事で説明したように、妊娠するのは1か月のうちの限られた期間だけです。タイミングを意識しないで精子の提供をするというのは、妊娠について勉強不足であると言わざるを得えません。また、シリンジ法が不可でタイミングを意識しない場合は単に体が目的の悪質な提供者です。
必ずおぼえておきたいこと
・妊娠しやすいタイミングは排卵日の3日前~1日前
・精子が活動できる時間は72時間
ボランティアで精子提供をしています。詳細はプロフィールからどうぞ!