避けるべき精子提供者とは
法整備が進まないためか、SNSや掲示板では無数の精子提供者がひしめいている状況です。
中には性行為のみを目的としているような悪質な提供者もいるようなので、精子提供者の目線からこんな提供者は怪しいというアドバイスをさせていただければと思います。
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※避けるべき精子提供者はこんな人
【プロフィールがほとんど書かれていない提供者】
プロフィールが無い。または情報が少ない方は、あまり真面目に提供活動を行っていないと考えてよいでしょう。
提供を望む方は、たくさんのドナーの中から提供者を選びます。そこで大切になるのがプロフィールです。大切な情報であるプロフィールを充実させないのは、あまり熱心に活動されている提供者とは考えにくいでしょう。
【タイミング法のみ。またはタイミング法を進めてくる提供者】
精子提供にはシリンジ法とタイミング法があります。
シリンジ法は針のない注射器の様な機器を使って精子を注入する方法です。そしてタイミング法は排卵日を狙って直接、性行為をすることです。言うまでもなくタイミング法の方が精神的・肉体的な負担等、様々なリスクがあります。
タイミング法をしつこく進める提供者は、ほぼ性行為が目的と思った方がよいでしょう。
【プロフィールが高スペックすぎる提供者】
超有名大学卒や難関資格保持など自らの優秀な経歴を掲げる提供者は数多くいます。これらが事実であればよいのですが、注意したいのは嘘か本当かわからない点です。
そこで嘘を見抜く方法をお伝えしたいと思います。
それは提供者のプロフィールに書かれている経歴や資格について事前に調べて、面談の際に細かく質問することです。
例えば難関資格を持っているのであればその資格について事前に調べましょう。試験は年何回行われるのか?合格率は?受験料は?試験科目は?これを事前に調べて面談の場で「この資格は○○なんですか?」と、それとなく聞いてみましょう。
本当に資格を持っているのなら細かいことは忘れていても、おおよそのことは答えられるはずです。頓珍漢なことを言っていればまず嘘です。騙されないようにしましょう。
いかがだったでしょうか。提供者選びは非常に大事なことです。
以上の例を参考に慎重に選ぶことをおすすめします。また、あまりに基本的なことなので書いておりませんが、誠実ではないと感じた人、会う前のメールから怪しいと感じた方は絶対やめましょう。
提供者選びもなかなか大変な作業ですが、上記の点に注意して、良い提供者さんに巡り合えるといいですね。
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